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かつのちから企画【大合小会】28

~前回のあらすじ~
前回を読め!
本当に今更だけど、まだ終わっちゃいないぜ!!!


『Nostalgia』が始まった瞬間、飯田の夜に無数のフィンガーポインティングが突き刺さった。
その光景を、僕はただただぼうっと見ていた。
もしかすると、それらのフィンガーポインティングは、全員僕の知っている人のものかもしれないけど、そんなことはどうでもいい。重要なのは、「飯田」にフィンガーポインティングが突き刺さった、ということ。
本当に夢のようだった。現実じゃあないみたいだった。
そんな夢見心地の僕を正気に戻させたのは、アイカワくん(グレートショボポップカントリーパンクイラストレーター)の姉ちゃんが連れてきた、よくわからん友人達。絶対にOUT OF STYLeの曲を知らないのに、大暴れして僕にぶつかってきた。
アイカワクン曰く、「レゲエのDJイベントで、無理矢理回転数を上げて回させてスカパンクにさせる」という、僕的には許せない人達だったんだけど(笑)、彼らの盛り上がりが、僕を正気にさせた。
夢見心地でいるのもいいけど、やっぱり楽しまなくちゃね!なんて。
OUT OF STYLe@飯田!
下伊那PUNK四天王も盛り上がってるし(画像参照)。笑

そんなわけで、グイグイと前に進み、進み過ぎてステージ脇でOUT OF STYLeを観た。
ステージ脇から観たから、客席の様子も観ることができて、知っている沢山の顔がOUT OF STYLeの曲でシンガロングして、拳を振り上げて。そんな光景を見ていて、不覚にもグッと来てしまった。飯田じゃないみたいだ、なんつって。
does it floatの松本さんが、マイクを奪って叫んでいる姿は、初めてOUT OF STYLeを観た時の光景にダブって、それだけで僕はダイブしそうだった。
マイクを奪う松本さん
does it float絶対にまた呼ぶぞ!で、またお酒飲み過ぎてください。笑

zine vol.1にも書いたけど、
田舎でこういうのずっとやりたかった
田舎でこういうの、ずっとやりたいと思ってた。
この画像なんて、まさに僕が思い描いていた「こういうの」で、後日、写真を見て、最高の企画だったなー、と再確認した。

で、何よりも嬉しかったのが、飯田にOUT OF STYLeの『situation』が鳴り響いたこと。
ヤナギさんが、「田舎にもPUNKは鳴るんだぜ!」と言って、始まった『situation』は、僕の中の何かを爆発させるには充分過ぎて、とんでもなく興奮して、トモさんのマイクを奪って大合唱してしまった。松本さんと、サカイくんと、ヤゴさんと、ぐっちゃさんと。とにかく大勢でマイクを奪いあって大合唱。飯田で、あんなことになるなんて、思いもしなかったよ。
ラストの『wasteful days』では、完全にトモさんのマイクを奪い去って大合唱して。ライブが終わった後にヤナギさんが言った「トモが丸々歌ってないの初めて見た。」って言葉が、メチャクチャ嬉しかった。
また企画しゃりたくなっちゃうっての。笑
セットリスト
↑セットリストだ!
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かつのちから企画【大合小会】27

これは、企画当日のかつのちからっ子しんぶんにも書いたことなんだけど、
僕の住むクソみたいな田舎に、およそパンクと呼べる音が鳴るのは、僕の部屋の中だけで、
例えば、AGAINSt ME!が来日してスタジオライブをするとか。
例えば、僕の好きなバンドが海外でライブをするとか。
そのどれよりも可能性が低く、可能性以前の問題かもしれないわけだ。クソみたいな田舎にパンクが、それも僕が大好きなバンドが音を鳴らすなんて事は。

企画をやるにあたって、僕には三つの大きな目標があった。
僕の住むクソみたいな田舎にパンクを鳴らす、ということ。
僕の住むクソみたいな田舎にFOURTOMORROWを呼ぶ、ということ。
僕の住むクソみたいな田舎にOUT OF STYLeを呼ぶ、ということ。
勿論、そんなものは希望的観測よろしく机上の空論。叶うわけがない、そう思っていた。

ところが、今、ステージ上で準備をしているのは誰か。
言わずもがな、OUT OF STYLeである。それも、僕が初めてOUT OF STYLeを観た時の環境に近いフロアライブ。僕らとOUT OF STYLeの距離は、あってないようなものだ。
勿論、僕はOUT OF STYLeが大好きなわけだが、彼らを初めて観る場所がライブハウスだったか、スタジオだったか。そのどちらかで、感じ方が全然違っただろう。
僕は、OUT OF STYLeを目黒の某スタジオで初めて観た。彼らを初めて観た場所がスタジオで本当に良かった、今もそう思う。
バンドと客との堺がほとんどないスタジオライブだったから、僕はOUT OF STYLeの本質と言うか、底と言うか、とにかくライブハウスでは感じることのできない興奮を感じることができたのだ。
OUT OF STYLeのどデカイ三人の声に、
狭いスタジオに突き上がる無数のフィンガーポインティングの数に、
大合唱により震えるスタジオに、
とにかく、僕は心を鷲掴みにされた。
その感覚を、クソ田舎の誰かにも感じて欲しかった。
欲しかったのだが、いざOUT OF STYLeを目の前にした僕にそんなことを考える隙などなく、あと少しでOUT OF STYLeの音が飯田に鳴り響くんだ、という事実を前に、僕は、記憶の中の僕に話しかけていた。

「東京の今は曰く付きとなってしまっている(笑)某スタジオで、興奮のあまり立ちすくんでしまった僕よ、その当時は何も知らなかったクソ過ぎる田舎に、今僕は生きている。東京にいて、パンクが鳴る事を当り前だと思っていたお前は、OUT OF STYLeの音が鳴らない環境がある、そんな事考えもしなかったよな。現実は厳しいぜ。あの頃は楽しかった、そんな事を考える日々がずっと続くんだ。自分の部屋以外で、およそパンクと呼べる音が鳴ることなんて皆無なんだ。本当に懐かしすぎて、間抜けすぎるお前にほとほと嫌気がさすよ。現実はそこにはない。お前の現実は、長野だ。現実を見ろよ。」

終わりの見えない話。その話を終わらせたのは、言わずもがなOUT OF STYLeだ。
『Nostalgia』。
それが鳴り響いた瞬間、あの頃の僕がフィンガーポインティングを決めたんだ。
勿論、僕の記憶の中でだけど。
ヤゴさん、フィンガーポインティング!
ヤゴさんの鋭すぎるフィンガーポインティング!!

かつのちから企画【大合小会】26

「前もって言って欲しかったなあ。」
そう言いながら、ノギオエンジェルはステージに向かって歩き出した。その顔は笑ってる。
考えるより先に声をあげて良かった、心からそう思った。
ノギオエンジェルは、(確か)横田川くんからアコースティックギターを借り、マイクの前に立った。そして、マイクをギターの位置に合わせて、何か一言言って、ギターをかき鳴らし、歌い始めた。
歌うノギオエンジェルを見て、思わず先週の部長と画伯の結婚式を思い出してしまった。
ノギオエンジェルが歌ったのは、『わしのせがれ』。部長と画伯の結婚式二次会で初めて聴いた大名曲確定の新曲だ。
いったい誰に向けての『わしのせがれ』なのか、僕にはわからなかったが、とにかくスーパーよかった。
あの(ノギオさんと距離を置いている(笑))ショウコさんが、「ノギオエンジェルにやってもらったのは、大正解だぞ!」と言うくらい、本当にスーパーよかった。
スーパーよかった、と感じたのはきっと僕だけじゃなく、松本さんを筆頭にあの場にいた全員がそう思っていたはずだ。
続けてやった二曲目は、とんでもなくグダグダだったけど、そのグダグダな感じでも笑顔を生み出してしまうノギオエンジェル。本当にエンジェルなのかもね。
ノギオエンジェルのライブ後、T.V.januaryの池田くんがこんなことを言っていた。
「全部持ってかれたなあ。」
はは。T.V.not januaryの皆さん、ごめんね。

そんなわけで、ノギオエンジェルが飛び入りで二曲やってくれたおかげで、巻き時間を押し返すことに成功した。
ノギオさん、本当にありがとうございました。
しかし、巻き時間を押し返すって、どういうことだよ。笑

続くのよ。おほほ

かつのちから企画【大合小会】25

目を疑った。
T.V.not januaryが終わる直前、ふと壁に掛けられていた時計に目をやった。そこで、目を疑ったのだ。
19時50分。
その時刻を信じたくなかった僕は、目をしこたましばたたかせ、再度時計に目をやった。
19時50分。
ちょっと待て、あの時計が遅れているだけだぞ!どうやらそうに違いないぞ!そう思い、自分の携帯で時刻を確認した。
19時50分。
どう足掻いても、19時50分。これすなわち、20分巻き、ということ。
「絶対に押すから。」ミッチーさんにそう言われ、押すことは覚悟していた。僕も、そこそこライブへ行っているからわかっていた。絶対に押すだろう、と。しかし、蓋を開けてみれば、会心の20分巻き!思い返してみれば、各バンドの転換の早さは物凄いものがあった。キャンバスさんの協力もあってのことかもしれない。
ただ、20分押しはあっても、20分巻きは初体験であった僕は、バンドの皆さんに感謝をしながら、天を仰いだ。
このままでは、OUT OF STYLeに1時間近くやってもらわないと、計算が合わなくなってしまうからだ。
僕個人の意見を言えば、1時間もOUT OF STYLeを、それも飯田で観れるなんて、夢のような話だが、1時間にも及ぶライブはOUT OF STYLeにかかる負担が大きすぎるだろう。

どうしたもんか…そう思いながら、再び壁に掛けられていた時計に目をやった。
その時、一人の男が時計の下に立っていることに気がついた。
その男が目に入った瞬間、目の前に天使が舞い降りたのかと思った。
否ッ!…その男は、天使だったのだ。正確に言えば、エンジェル。自他共に認めるエンジェルの中のエンジェル!
「ノギオさん!時間あるので、何曲かやってくださいよ!」
T.V.not januaryのライブが終わった直後に、僕の声がキャンバスに響いた。
その声は、時計の下に佇むノギオエンジェルにも届いていた、はずだ。

続くのよ。おほほ

かつのちから企画【大合小会】24

僕の目の前で、池田くんが太鼓を叩いて歌っている。
僕の横で、ぐっちゃさんがビール片手に楽しそうに歌っている。
僕の横で、鬼野澤が最高の表情で歌っている。
僕には、その小さな小さな空間しか見えなかったし、聴こえなかった。もしかすると、僕の後方も同じようなことが起こっていたのかもしれない。それはわからない。何故なら僕は、その空間に飛び込み、とけ込んでしまっていたから。
池田くんが歌えば、ぐっちゃさんが歌い。そのぐっちゃさんの肩に手をかけて、僕が歌う。鬼野澤が、そんな僕の肩に手をかけて歌う。
企画名が現実のものとなっている。
「合唱会、うんと小さいやつね」を略して合小会。無理矢理過ぎるけど。
だけど、池田くんとぐっちゃさんと鬼野澤と僕が、小さな小さな空間で合唱しているんだから、誰が何と言おうと合小会だ。

ただ、あまりにも小さい空間しか見えていなかったのは、今思うと悲しい。
さきちゃんも横田川くんも本島くんもいたのに。もっと言えば、あの場にいた皆さんがいたのに。
僕は、全然見えてなかった。楽しくて心地よくて酔っ払って。
そんな僕の目を覚ましたのが、本島くんだった(と言いつつ、断片的にしか覚えていない)。

「パンクは親に聴かせてナンボだと思うので。」
「『心配いらないよ』って曲やります。」
(断片的にと言うか、全然覚えてないな。笑)
そう言って始めた『ヤマンバ』。
最高じゃないか。
今までで一番いいヤマンバが、出たよ。
本島くん、心配いらないよ。
本島くんのお母さんの前で、大きな声を出すの恥ずかしいけど、僕は出すよ。いつもみたいにさ。

そんなわけで、僕は、いつも以上にロックしたよ。ハードコアもね。
うるさかっただろうなあ。笑

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