
たいち君のコメントに驚いた。
僕の通っていた中学の忘年会があるというのだ。
思い返してみると、さほど良い思い出なんてないのだが、やっぱり会いたい人は沢山いる。
中学を卒業してから、全く関わっていない彼らが、どんな風になっているのか。そういう興味だって沸く。それも多分に、だ。
さほど良い思い出がなかったとしても、共に過ごした彼らに興味がないわけがないのだ。
一体どんな人が来るのか、全く想像がつかない。
その中にケイ君はいるのだろうか。
ケイ君とは、小学校に入学した時からの付き合いだった。
中学生になって同じクラスになって。だけど、お互い第二次性徴をむかえる頃に、あまり話さなくなり、中学卒業以降、一度も会っていない。
どうなんだろう。生きているんだろうか。元気なんだろうか。スリムになったんだろうか。ケイ君はやっぱりケイ君のままなんだろうか。また会うことはあるんだろうか。
中学卒業ぶりに会って飲む、というのも悪くないよな。むしろ、良いよな。
決して届かないメッセージ。これが届いたらどんなに素敵な事だろう。
たいち君の不意のコメントが、中学生の頃を思い出させた。
たいち君、忘年会の話、また詳しく聞かせてくれよな?
こんな夜は、重松清の『きみの友だち』でも読み返そうかな。あれ、名本だからさ。
BGM:OUT OF STYLe『nostalgia』
OUT OF STYLeは言ってるぜ。“遠くまで来た”のは、我々の意志なんだ。
そう、そうしたのは僕の意志なんだよ。
