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かつのちから企画【大合小会】27

これは、企画当日のかつのちからっ子しんぶんにも書いたことなんだけど、
僕の住むクソみたいな田舎に、およそパンクと呼べる音が鳴るのは、僕の部屋の中だけで、
例えば、AGAINSt ME!が来日してスタジオライブをするとか。
例えば、僕の好きなバンドが海外でライブをするとか。
そのどれよりも可能性が低く、可能性以前の問題かもしれないわけだ。クソみたいな田舎にパンクが、それも僕が大好きなバンドが音を鳴らすなんて事は。

企画をやるにあたって、僕には三つの大きな目標があった。
僕の住むクソみたいな田舎にパンクを鳴らす、ということ。
僕の住むクソみたいな田舎にFOURTOMORROWを呼ぶ、ということ。
僕の住むクソみたいな田舎にOUT OF STYLeを呼ぶ、ということ。
勿論、そんなものは希望的観測よろしく机上の空論。叶うわけがない、そう思っていた。

ところが、今、ステージ上で準備をしているのは誰か。
言わずもがな、OUT OF STYLeである。それも、僕が初めてOUT OF STYLeを観た時の環境に近いフロアライブ。僕らとOUT OF STYLeの距離は、あってないようなものだ。
勿論、僕はOUT OF STYLeが大好きなわけだが、彼らを初めて観る場所がライブハウスだったか、スタジオだったか。そのどちらかで、感じ方が全然違っただろう。
僕は、OUT OF STYLeを目黒の某スタジオで初めて観た。彼らを初めて観た場所がスタジオで本当に良かった、今もそう思う。
バンドと客との堺がほとんどないスタジオライブだったから、僕はOUT OF STYLeの本質と言うか、底と言うか、とにかくライブハウスでは感じることのできない興奮を感じることができたのだ。
OUT OF STYLeのどデカイ三人の声に、
狭いスタジオに突き上がる無数のフィンガーポインティングの数に、
大合唱により震えるスタジオに、
とにかく、僕は心を鷲掴みにされた。
その感覚を、クソ田舎の誰かにも感じて欲しかった。
欲しかったのだが、いざOUT OF STYLeを目の前にした僕にそんなことを考える隙などなく、あと少しでOUT OF STYLeの音が飯田に鳴り響くんだ、という事実を前に、僕は、記憶の中の僕に話しかけていた。

「東京の今は曰く付きとなってしまっている(笑)某スタジオで、興奮のあまり立ちすくんでしまった僕よ、その当時は何も知らなかったクソ過ぎる田舎に、今僕は生きている。東京にいて、パンクが鳴る事を当り前だと思っていたお前は、OUT OF STYLeの音が鳴らない環境がある、そんな事考えもしなかったよな。現実は厳しいぜ。あの頃は楽しかった、そんな事を考える日々がずっと続くんだ。自分の部屋以外で、およそパンクと呼べる音が鳴ることなんて皆無なんだ。本当に懐かしすぎて、間抜けすぎるお前にほとほと嫌気がさすよ。現実はそこにはない。お前の現実は、長野だ。現実を見ろよ。」

終わりの見えない話。その話を終わらせたのは、言わずもがなOUT OF STYLeだ。
『Nostalgia』。
それが鳴り響いた瞬間、あの頃の僕がフィンガーポインティングを決めたんだ。
勿論、僕の記憶の中でだけど。
ヤゴさん、フィンガーポインティング!
ヤゴさんの鋭すぎるフィンガーポインティング!!
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